産業用パソコン FC-D21A 電源不動で修理依頼
こんにちは、滋賀ビジネスPCの岡本です。
滋賀県の企業様より工場内で稼働していた「産業用パソコンFC-D21Aが突然起動しなくなった」とのことで、修理のご依頼をいただきました。
既にサポートが終了している為、部品も手に入らず修理可能な企業を探されていらっしゃいました。
■ 症状
お客様からは「電源が入らない」とのご申告。
現場ではまず電源ユニットの不良を疑われていたようです。

電源が入らない状態
■ 診断と修理内容
弊社にて初期診断を行ったところ、電源ユニットには問題がないことを確認しました。
その他の故障箇所も診断を進めていき、最終的にはマザーボードの不良が原因であることが判明しました。

取り外した故障マザーボード
交換には、弊社にて整備済みの動作品マザーボードを使用し、OS起動まで問題がないことを確認後、お客様へ納品いたしました。
■ その他のメンテナンス
本体内部の点検中、フロントフィルターの劣化も確認したため、こちらも新品に交換し、冷却性能と耐久性の維持を図っています。

フロントファンフィルターの劣化
産業用PCの突然の停止は、現場の生産に大きな影響を及ぼします。
一見すると電源の不具合に見える症状でも、実際は別の原因が潜んでいることも少なくありません。
修理・点検・入替のご相談はお任せください!
弊社では、今回のような修理対応はもちろんのこと、予防保守や代替機の確保といったサポート体制も整えております。
現場の復旧も早くお客様にも喜んでいただけました。
「最近ファンの音が大きくなった」
「たまにフリーズするようになった」
など、小さな異変も故障のサインかもしれません。
少しでも異変を感じられましたら、弊社へご相談ください。