産業用パソコン FC98-NX FC-12HE HDD故障とミラーリング化
こんにちは、滋賀ビジネスPCの岡本です。
広島県広島市の車部品を製造しておられる企業様より「FC-12HEの立ち上がりがすごく遅くなったので、データが心配です」というご相談を承りました。
お話をお伺いしたところ、1ヶ月前からハードディスクから聞きなれない音が鳴るようになり、OSの立ち上がりが遅くなっていたそうです。
ハードディスクの劣化がだいぶ進んでおり、新品のIDEタイプのハードディスクへとクローンをとりました。
その後、データが消えることを懸念されていた事から、ミラーリング仕様への変更をご提案させていただきました。
![シングルからミラーリング仕様へ変更](https://s-bpc.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_2208.jpg)
シングルからミラーリング仕様へ変更
お客様のモデルは、シングルタイプで、ハードディスク1台での運用するものでした。
今回、ミラーリングタイプに変える事で、常にハードディスクのバックアップが取れている状態となり、万が一故障してもデータ紛失の危険性が極めて低くなります。
![ミラーリングにするための配線途中](https://s-bpc.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_2210.jpg)
ミラーリングにするための配線途中
組み込み後、リビルドされるか確認し、エージングテストを行った後、納品させていただきました。
「ずっと懸念していた問題が解決できました」と、喜んでいただけました。