CONTEC BIOSが表示されず起動しない症状の修理依頼

今回は、CONTEC製の産業用パソコン「SPFシリーズ」にて、BIOS画面が表示されず起動しないという症状で修理のご相談をいただきました。

ご相談いただいた症状

お客様からは、電源を入れてもBIOSが表示されず、その先へ起動できないとのことで、弊社にて本体をお預かりして診断を実施しました。
産業用パソコンの場合、同じ「起動しない」という症状でも、電源やメモリ、SBCボードなど複数の原因が考えられます。

そのため、症状だけで故障箇所を判断せず、実機を確認しながら原因を切り分けていきます。

初期診断でSBCボードの故障を確認

初期診断を行った結果、今回はSBCボードの故障が原因であることが判明しました。

取り外したSBCボード

取り外したSBCボード


故障していたSBCボードを動作確認済みのものへ交換し、再度起動確認を実施。

交換後は正常にBIOSが表示され、問題なく起動することを確認できました。

劣化していたIDEケーブルも交換

今回の修理では、起動不良とは別にIDEケーブルの劣化も確認されました。

IDEケーブルはHDDなどのストレージと接続する重要な部品です。

劣化や接触状態によっては、ストレージの認識が不安定になるなど、正常な稼働に影響する可能性があります。

そのため、今後も安心して使用していただけるよう、IDEケーブルについても交換を実施しました。

古い産業用パソコンも修理できる可能性があります

生産設備や検査装置などでは、現在でも長期間使用されている産業用パソコンが少なくありません。

「メーカーの保守が終了している」

「古い機種なので修理を断られてしまった」

「設備そのものは問題ないため、パソコンだけ修理して使い続けたい」

このような場合でも、交換可能な部品が確保できる場合には、修理や延命が可能なケースがあります。

弊社ではCONTEC製をはじめ、古い産業用パソコンについても修理のご相談を承っております。

設備に組み込まれたパソコンの故障でお困りの場合は、本体の入れ替えを決める前に一度ご相談ください。