化学ソフト データ入力用 Windows XP パソコンの仮想化

こんにちは、滋賀ビジネスPCの岡本です。

京都府京都市にある研究機関様より、化学ソフト データ入力用 Windows XP パソコンの仮想化の電源がつかないというご相談がありました。

診断してみたところ、電源ユニットやメモリなどをチェッカーで検査したところ問題はなく、マザーボードの問題でした。
EPSONの専用設計のマザーボードで代替品を用意するにはお時間が必要でした。
また、第4世代のセレロンのパソコンで性能不足も感じていらっしゃいまっしたので新しいPCに移行することとなりました。
ただし、ソフトを入れ直すには納品業者様経由で入れ直す必要があり、費用も高額でした。

EPSON PC マザーボード

EPSON PC マザーボード

そこで、既存のシステムを仮想化し、新しいPCで稼働させるようにしました。
HP Z240 ワークステーション上に仮想化環境を構築し、仮想化したWindows XPを稼働することでソフトをまた使用できるようにしました。
そしてエージング作業を行い問題がないこを確認し、お客様元へと納品させていただきました。
ソフトの環境もデータもそのまま、またソフトの計算時間が半分以下になりました。
またHP Z240にはWindows 10 ProがホストOSとして動作しており、そこへ最新版のOfficeもインストールすることで度々発生していたファイルの互換性問題も解決できたようです、
環境の復活、高速化、最新環境にも対応でき、大変喜ばれておりました。